マラソン 栗山高校 まつり 移住・定住 広報くりやま 栗の樹ファーム 栗山英樹 ふるさと納税
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東京大学の学生サークル「東大むら塾」18人が、農業と地域おこしで未来を変えようと、9月11日から16日まで町内で研修を行いました。同サークルは町農業振興公社を中心に平成30年から栗山町と交流が続いています。
今回は、歴史、農作業、畜産、陶芸、ハサンベツ、図書館などのプロジェクトチームに分かれ、町内の農業者などと研修を通じて交流を深めました。また、料理プロジェクトでは、これまで12期の学生が町を訪れ多くの町民に受け入れてくれたこと恩返しをしたいと、町の農産物と同サークルが千葉県で作った米、小麦を使った料理を学生が関わった27人の町民にふるまいました。
料理プロジェクトは、町内のレストランサメオト早乙女充シェフの全面協力のもと、学生がメニューを考えるところから調理まですべてを行いました。早乙女シェフは、「今回のプロジェクトで学生と関わることができて、自分もとても勉強になりました」と短期間で調理に挑戦した学生たちを讃えました。
最終日の16日は研修報告会が行われ、参加したメンバーはそれぞれ、活動内容と町や町民の関りについて発表しました。サークルを卒業となる3年生の中には町に5回来町している学生もおり、「栗山町の方はみな温かく自分たちのことを受け入れてくれたので、ここまで継続することができました。先輩達が築いてきた町との関係性を、これからも継続していってほしい」を話しました。
また、農業研修として学生を受け入れた、湯地の丘自然農園の渕野巌会長は、「農作業体験をした学生さんが楽しいと言ってくれたことが励みになりました。栗山町は農業が基盤のまち。食は生きていくのに一番大切。皆さんはこれから東京に戻って忙しい日々を送ると思うが、栗山町のことをいつも頭のどこかに思い浮かべておいて欲しい。そしていつでも栗山町に来てください」と学生たちに話しました。