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栗山小学校(松本伸彦校長)で土曜授業「くりっ子福祉教室」が2月4日、栗山小学校とスポーツセンターで開かれました。
本授業は、福祉に関する講話や体験を通して障がい者への関心や理解を深め、福祉に関わる実践力を高めてもらおうと毎年行われています。
今年度は、NPO法人「カムイ大雪バリアフリー研究所」の松波正晃さんを招き講演。松波さんは高校生のとき、神経障害により筋力や感覚低下していく難病「シャルコマリトゥース病」となり車いす生活になりましたが、現在はバリアフリーアドバイザーとして、イベントでの障がい者スポーツの普及やバリアフリーに関する情報発信を行うなど、誰もが暮らしやすい地域づくりを目指した活動に取り組んでします。講演では、アドバイザーとしての活動や入浴・運転といった普段の生活の過ごし方などにも触れ、子どもたちは熱心に話を聞いていました。
講演後、北海道介護福祉学校の学生も交えた障がい者スポーツ体験として、パラリンピックの正式種目でもあるボッチャ(目標球に向けて互いにボールを投げ、距離の近さ競うスポーツ)や円盤状のディスクをゴールを狙うフライングディスク(フリスビーの障がいスポーツ版)をそれぞれ体験。
2年2組の山口悠織(ゆうり)さんは「ボッチャが楽しかったです。車いすに座ったのは初めてで使う人の話も聞けたので、ためになりました」と話しており、司会進行を担当した介護福祉学校1年の八田康生さんは「緊張したけど、子供たちの反応が良く私たちも楽しんでできました。今後も積極的にこうした機会に参加したいです」と満足そうに話していました。