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今年3月に行われた野球世界一を決める大会「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」で野球日本代表・侍ジャパンの監督として見事優勝に導いた栗山英樹さんへの感謝の気持ちを伝えるイベント「栗山英樹監督優勝記念イベント」が6月25日に開かれました。
本イベントは栗山さんへの感謝の気持ちを伝えようと、町内関係団体による実行委員会(実行委員長:佐々木学町長・構成団体:栗山町、町議会、栗山商工会議所、栗山商工会議所青年部、そらち 南農業協同組合、くりやま駅前通り商店街協同組合、北海道日本ハムファイターズを応援する栗山の会、一般社団法人栗山青年会議所)が主催。
実行委員会が5月から発足し、当日は約300人におよぶスタッフで運営を行いました。
カルチャープラザ「Eki」で行われたステージ記念イベントは「栗山監督との約束~夢は正夢」とし題し、町内外の小学校、少年団など14チーム約200人が参加しました。
午前9時、大きな拍手が送られる中、世界一の監督・栗山英樹さんが入場しイベントがスタート。
子どもたちは「栗山監督との約束」として夢や目標を記念カードに記入し、その後チームごとの記念撮影会が行われ、参加者は「プロ野球選手になる」「プロサッカー選手になってワールドカップに出る」など、自身の「夢」を力強く宣言しました。
栗山さんからは「夢はできるか、できないかではなく、自分がやるかやらないかです。やると決めたなら必ずいい方向にいきます」と話し、子どもたちの「夢」を応援する熱いメッセージが送られました。
当日のメインイベント「記念パレード」を行う会場「くりやま駅前商店街」へ移動した栗山さん。開催に先立ち、町民栄誉賞の授与式が行われました。同賞の受賞は、スーパーコンピューターの開発者で町出身の渡辺貞さん(現東京栗山会会長)以来、史上2人目となります。佐々木町長から「長年にわたり町民との交流を深め、本町まちづくりに多大な貢献をされ、WBCでは夢と感動を与えていただいた。その輝きしい功績をここに称えます」と記念の盾が送られました。
その後、JAそらち南、株式会社松原産業、くりやま駅前通り商店街組合から農産物、長靴、フラッグといった記念品がそれぞれ贈呈。
「夢は正夢・栗山英樹」と描かれたフラッグの贈呈では、デザインを手がけた現代墨絵作家・安保真さん(佐呂間町出身)も駆けつけ、最後に栗山高校女子硬式野球部主将の森乃々花さんと共に、勝利のダルマに目入れが行われました。
いよいよメインイベント「記念パレード」がスタート。北海道日本ハムファイターズの監督時の2012年、2016年と優勝を記念するパレードを行っていますが、それをはるかに超える約1万4千人の観衆が沿道に訪れました。
出発にあたり、町内の太鼓チーム「栗山みのり太鼓」の送り太鼓でスタート。みのり太鼓は、昨年札幌ドームで行われた侍ジャパン対オーストラリア代表との親善試合でも太鼓を披露しており、長年にわたる栗山さんとの交流の集大成となる演奏でした。
ジャージ姿に長靴というおなじみの栗さんスタイルのなか、徒歩から始まったパレード。手を伸ばす一人ひとりとハイタッチや握手にも応じながら進み、ゆっくりと進んでいきました。沿道には「感動をありがとう」「夢は正夢」などといったボードが掲げられるなど、多くの町民やファンの方から栗山さんへの感謝の気持ちがあふれていました。
また、各地点には子どもイベントに参加した小学生たちが旗を振りながら迎え入れ、栗山さんは待ってくれた子供たちに「暑い中ありがとね」「頑張ってね」と声を掛けながら、一人ひとりにメッセージを送りました。
パレード開始約30分後、中間地点でおなじみの軽トラックに乗り替え、栗山高校女子硬式野球部の部員たちの牽引のもと「軽トラックパレード」としてリスタート。栗山中学校吹奏楽部による「ルージュの伝言(ジブリ映画『魔女の宅急便』主題歌)」が演奏されると、高所作業車か約5万枚の紙吹雪が舞う中、笑顔で手を振り続けました。
約350mのパレードを終えると栗山さんは「多くの皆さんに喜んでいただいてよかった。この光景をみると、この地に帰ってこれたと実感できます。たくさんのありがとうを伝えたいです」と笑顔で話していました。
栗山駅南交流拠点施設「栗山煉瓦創庫くりふと」では「WBC優勝記念展示」として、大会で使用したユニフォームや帽子、栗の樹ファームでの所蔵品などがズラリと並び、訪れた方はカメラを構えながら、貴重なグッズの数々を記憶に残していました。
また、館内のファブラボ栗山では、記念グッズ(キーホルダー)工作体験が行われ、「夢は正夢」と刻まれた記念キーホルダーの制作やキッチンカーの出店が行われ、会場は終始賑わいを見せていました。
松原産業株式会社<外部リンク>
谷田製菓株式会社<外部リンク>
小林酒造株式会社<外部リンク>
当日、栗山さんの考案で希望者全員との写真撮影会がサプライズ開催されました。
約3時間にわたり記念撮影が行われ、北海道ファイターズ時代のグッズを掲げながらの撮影、日系代表選手:ラーズ・ヌートバー選手のパフォーマンス「ペッパーミル」など、さまざまなポーズでの撮影にも気さくに応じ、中には感動のあまり涙を流す方の姿も見られました。
記念撮影会開催にあたり、撮影の補助や誘導など、道内唯一の町立介護専門校「北海道介護福祉学校」の学生たちがボランティアとしてご協力いただきました。皆さんの働きぶり、大変すばらしかったです。ありがとうございました。
本日のイベントには、地元栗山町民はじめ、全道・全国から約14000人の栗山監督ファンの皆様に、ご来場いただきました。子どもたちとのステージイベント、記念展示・物販イベント、そしてメイン事業の記念パレードと、無事終えることができました。
本日のイベントに携わっていただいた、全てのスタッフ・関係者の皆様に、心から感謝と御礼を申し上げます。
そして、栗山監督には、大変ご多用のところ、ご対応をいただき、ありがとうございました。心から感謝いたします。
私たち栗山町民は、これからも、栗山監督を支え、応援し続けます。皆様、本日は、誠にありがとうございました。
(実行委員長:栗山町長 佐々木学)