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コーヒーを飲みながら、シンポジウム形式で様々なテーマで登壇者や参加者と一緒に考えるイベント「くりやま未来カフェ」が12月2日、栗山煉瓦創庫くりふとで開かれました。
2回目となる今回のテーマは、ものづくりの視点から地域課題の解決や教育の手段として全国各地で運営されている「ファブラボ」の取組。地域おこし協力隊・情報発信プランナーの望月貴文隊員の進行のもと、先進事例や関係者によるクロストークを交え、ファブラボ栗山やものづくりのこれからを考える機会として行われました。
第一部では、鎌倉ファブラボを運営し、地域おこし協力隊・ものづくりDIY工房運営支援員として3年間活動した土山俊樹さん・岡祐樹さん(現・合同会社ジモトファブ)の研修も担当した、渡辺ゆうかさんが基調講演を行い、鎌倉での設立の経緯やこれまでの取組、今後の活動についてお話いただきました。
渡辺さんは「地域づくりの点においても教育や自身の好きな居場所などとして、ファブラボは大きな可能性がある」と話し、鎌倉の事例を踏まえた栗山での可能性についても触れました。
第二部のクロストークでは、渡辺さん、土山さんに加え、公立千歳科学技術大学教授で2016年に栗山町ものづくりDIY工房推進協議会の委員を務めていた曽我聡起さん、ファブラボ事業を担当する町ブランド推進課の三木貴光主幹によるディスカッションが行われました。
まちづくりの未来、ファブラボの可能性や町民視点から見た現在地など、さまざまな意見が出される中、土山さんは「協力隊として参加した鎌倉研修は、自分にとって新たな発見を見い出せた時間でした。そんな楽しい体験や気づきを経験してもらえるように、いろんな人が関われるようなファブラボを作っていきたいと思います」と堂々と話してました。
また、イベントではくりふとキッチンに出店している札幌のコーヒー店「ブンナタッタコーヒーロースター」さんによるスペシャルコメニューが提供され「コーヒーを片手に栗山の未来を語る」というコンセプトにちなんだ時間となりました。