マラソン 栗山高校 まつり 移住・定住 広報くりやま 栗の樹ファーム 栗山英樹 ふるさと納税
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北海学園大学の藤田知也准教授とゼミ生・計15人が、9月14日、同大学の地域研修として、町内でフィールドワークを行いました。
北海学園大学の地域研修は、地域が抱える様々な課題の解決・改善につながる取り組みを実施し、地域社会に貢献することが目的で、学生たちは地域関係者から地域づくりの諸活動を直接見聞・体験することを通して、現実の生きた地域経済・社会を学びます。
藤田ゼミでは「室蘭線黄色線区、『存続』か『廃止』か」をテーマに、黄色線区(※)の 1 つである室蘭線(苫小牧~岩見沢間)に焦点を当て、室蘭線の現状や、将来も見据えた沿線の地域資源の利活用について把握した上で、この線区は存続させるべきか、廃止させるべきかの検討を行います。
学生たちは、日本遺産の構成資産の一つである小林家や小林酒造の見学を行い、施設内の風合いや日本酒の醸造工程、歴史・文化を体感しました。
同大学経済学部3年の渡邊哲哉(わたなべてつや)さんは「お酒が好きなのもあり、醸造の現場を見ることができて嬉しいです。小林酒造の歴史も知ることができて、非日常を体験できました」と振り返りました。栗山での見学の後は、安平町の道の駅「あびら D51ステーション」で鉄道文化にふれ、後日報告書にまとめる予定です。
※JR北海道は輸送密度2000人未満線区を自社単独で維持不可能な線区と設定しており、輸送密度200人~2000人未満線区は黄色線区と呼ばれています。