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農業に革新を!IoTがもたらす新しい風|第3回くりやま未来カフェ

更新日:2024年9月22日更新 印刷ページ表示

コーヒーを飲みながら、シンポジウム形式で様々なテーマで登壇者や参加者と一緒に考えるイベント「くりやま未来カフェ」が9月22日、栗山煉瓦創庫くりふとで開かれました。

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3回目となる今回は「農業×IoT」がテーマ。農業人口の減少や、農業技術や経験の継承といった農業をとりまく課題に対し、ものづくりの視点から見る「農業×IoT」を軸に、自分達が持つ技術をどのようにして農業に活かして、課題解決が図られるのか、来場者からの質問も交えながら話し合われました。

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第一部では、基調講演として、北海道情報大学准教授の湯村翼(つばさ)さんから「圃場向けIoT気象センサを設置してみた」を題目に、最新の農業IoTを活用した取り組みの紹介、今後の活動についてお話をいただきました。湯村さんは「農家さんの現場によって抱えている課題は様々。技術者目線のものづくりだけではなく、現場の方々とコミュニケーションを取り、課題解決できるシステムやツールを作り出す必要がある」と語りました。

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第二部のクロストークでは、湯村さんに加え、ファブラボ西播磨で日本のものづくりの最前線に携わる武田一成さん、町内でIoT技術を活用しながら農業に従事している堀田一司さん、國本英樹さん、ファブラボくりやまにて、農業IoTツールを作成し課題解決に取り組んでいる、地域おこし協力隊の鈴木敦文さんによるディスカッションが行われました。

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南北に長いことによる天候予測の難しさといった、栗山町の地域特有の課題などが話される中、國本さんからは「新規就農1年目は、現場から離れることが怖く、泊まり込みながら作業をしていた。最近は鈴木さんが作成してくれたツールを活用しながら実証実験を行ってるが、自宅にいながら農地の管理ができることで、日常生活と農作業のバランスがとれるようになった」といった話が聞かれ、町の基幹産業である「農業」の未来にどう対応するかを考える機会となりました。​

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