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ご挨拶・教育理念

更新日:2022年4月1日更新 印刷ページ表示

ご挨拶

栗山町立北海道介護福祉学校長

わが国は、人口動態、統計学からは人生百年時代、少子高齢社会の進行の最中にあり、介護を要する世代の急激な増加が現実となっています。
栗山町はこのような高齢化社会の到来を見据え、昭和63年、介護福祉の専門的な技術や知識を身につけた介護福祉士の養成が必要であると、本校を創立しました。これまで三十二期にわたる歴史と伝統を重ね、全道・全国で活躍する卒業生は二千二百六十名を数え、関係機関、法人・事業所から大きな期待と確固たる信頼をいただいています。

 

福祉・介護の学問とは、生活の経験から発生しています。介護福祉というのは、生活を支える仕事です。生活とは、日々私たちが経験している世界のことです。一人ひとりの経験が世の中の意味づけを行い、そして「価値観」を見つけてゆく。それが「生活」というものであります。
今回の新型コロナウイルス感染症による被害は突然の出来事で、何の前触れもなく、地球上の多くの場所で、短期間に爆発的な数で広がり、人の命を奪い、生活の基盤そのものを揺るがし、大きな被害をもたらしています。

 

このような状況下にあって、福祉の専門職として、人々の暮らしに生ずる課題、生活の困難、生活のしずらさに、どのような役割を担い、かかわれば良いのか戸惑いながら歩みを進めている本校卒業生や先輩諸氏も少なくないと思います。

「人生に寄り添う」という福祉・介護現場では、人との関係性を構築し、「自分で考え、主体的に行動する」ことが何より求められます。

 

今後、皆さんの環境が人生レベルでどのように変化していくかは、一人ひとり違うはずです。どのような適応をすべきか、という全員に当てはまる正解はありません。
環境の変化に適応しながら、「自分らしく」学習、発達をしてゆくために様々な考え方や価値観に触れ、それらを自分の知見として統合し、援助の哲学、理念を自覚できる介護福祉士になる、そんな二年間にしていただきたいと思います。

本校は、「福祉のまち栗山」をフィールドとした実践的な学びを通して、皆さん一人一人の自己実現を全力で応援してまいります。二年間はあっという間です。将来の目標をつかみ取るための一歩をここ栗山で力強く踏み出してみませんか。

悪七校長

 

 

 

 

 

校長  悪七 尚広 

北海道栗山町長

町長本校は昭和63年、全国でも珍しい町立の介護福祉士養成校として開設されました。以来、公立校の責任として「優秀な介護福祉士を養成し社会に送り出す」ことに全力を投じ、今日を迎えています。教育カリキュラムは演習および実習を重視した内容で、学生たちは「確かな技術と頼もしい笑顔」を身につけて社会へ巣立ち、各地のたくさんの就職先から高く評価をいただいています。本校は、介護福祉士をめざす皆さんに大きなお力添えをできると確信しております。

栗山町長  佐々木 学

まちのあらまし

栗山町は北海道のほぼ中央部に位置します。明治21年(1888)、宮城県角田藩士泉麟太郎により開拓が始められ、はじめは角田村と呼ばれていました。農業を基幹産業とし、ジャガイモ、メロン、コメ、ユリ根などを特産品として発展し、次第に商・工業も栄え、昭和24年(1949)栗山町と改称、現在のようなまちの姿となりました。特長は国蝶オオムラサキが生息する北東限にあたることをはじめ生物多様性に富み、自然を大切にするまちづくりが行われてきたこと。また、「栗山ならだいじょうぶ」を合言葉に、早い時期から人にやさしい福祉のまちづくりをすすめてきたことです。豊かな自然を背景に観光スポットも多く、楽しいイベントも多彩。御大師山、栗山ダム、蔵元北の錦記念館、坂本九思い出記念館、くりやま老舗まつり、くりやま夏まつり、栗山天満宮秋祭りなど町内外の人々から広く親しまれ、各地から訪れる多くの人々により賑わいが絶えません。

教育理念

教育目標

自然と生命を尊び、人間を大切にする視点に立ち、社会福祉従事者としての専門性の基礎を学び、人々が共に生きる社会を創造する、主体的担い手となる。

一、人間を理解する豊かな感性

二、介護・社会福祉の知識と技術

三、共に生きる福祉社会の創造

本校の育てたい人材像

  • 超高齢化社会を支え変化に対応できる人材
  • 介護ニーズの複雑化・多様化・高度化に対応できる人材
  • 介護職として地域や職場の中核的役割を担える人材

アドミッションポリシー

  • 介護・福祉に関心をもって学ぶ意欲を有している人
  • 相手の立場で考え、行動できる人
  • 様々な価値観をすなおに受け入れられる人
  • 困難を乗り越えようと、粘り強く取り組むことが出来る人
  • 社会に関心を持ち、貢献できる人

 


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