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ヤングケアラーへの支援や見守りについてを考える「ケアラー支援講演会」(共催:栗山町・町教育委員会・町社会福祉協議会)が、9月28日、カルチャープラザ「Eki」で行われました。
講演会のテーマは「見守り・支援ってなんだろう?~ヤングケアラーの子どもたち~」。近年、テレビや新聞などでも大きく取り上げられ、社会の関心も高まっているヤングケアラーの支援について学ぼうと、110人が参加しました。
基調講演では、令和4年度家庭教育講演会でも講師をつとめた島根大学法文学部法経学科の宮本恭子教授が登壇。町と町教育委員会が昨年実施したヤングケアラーの実態調査の分析結果、支援を行う上での課題について講演しました。
第二部のパネルディスカッションでは、町社会福祉協議会の冬野大希係長がケアラー支援活動による地域との関わり、町住民保健課の松田茂弓保健師が乳幼児から高齢者までの保健分野での個別的な関わりを発表しました。
また、介護福祉学校の卒業生でもある「特定非営利活動法人あい」の吉川淳也理事長は、自らが経営する放課後等デイサービスや子ども食堂でのヤングケアラーの子どもたちの関わりを事例発表。その後の全体討議では、子どもたちの声をしっかり拾うこと、取りこぼさない支援についてディスカッションが行われました。