こちら町長室　2021年6月号

今が踏ん張りどころ コロナ禍を乗り切る！（Vol.36 広報くりやま 令和3年6月号掲載）

　町民の皆さん、こんにちは。
　初夏のさわやかな風が心地よい季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

　冒頭ではありますが、5月7日から実施した、新型コロナワクチン接種の予約受付に際し、電話がつながらないなど多くの苦情をいただいたところであり、心からお詫び申し上げます。
　今回、5台の専用電話を設置し、職員10名体制で対応にあたりましたが、このような事態を招き、ご不便をお掛けしてしまいました。7月以降、65歳未満の方の予約受付を開始することになりますが、今回の反省を踏まえ、受付体制の改善を図り対応してまいります。

　さて、北海道に対する二度目の緊急事態宣言が出され、2週間が過ぎました。
　本町におきましても、空知管内の感染拡大状況を踏まえ、町民皆さんに不要不急の外出自粛をお願いするとともに、町主催（共催）の行事・イベント等の原則中止・延期、公共施設の休館等の感染防止対策を講じてきたところです。
　この間の、町民皆さんのご協力に感謝申し上げますとともに、今後も、まちを挙げて、感染収束に向けた対策を進めてまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

　このような状況の中、差し迫った公務等で、二度上京しました。
　4月26日に、東京の日本赤十字社本社を訪問し、宮原保之医療事業推進本部長に「栗山赤十字病院の改築整備促進要望」を行いました。
　栗山赤十字病院の改築については、これまで10年間に及ぶ協議を経て、令和8年の新病院開院を決定したところです。
　今回、診療・検査機能の充実など町民皆さんから出された要望33項目や、新病院整備にあたって、町内事業所の共同企業体（ＪＶ）や下請け参入、町内の建設資材等を最大限活用することなどを要望しました。
　今後、費用負担の協定書締結、日赤本社常任理事会での事業承認、基本設計詳細の詰めの作業など、栗山赤十字病院とも連携を図りながら、慎重かつスピード感をもって進めてまいります。
　5月14日には、横浜市で開催された「第25回自治体総合フェア」に、本町出身のお笑い芸人バービーさんとともに出演しました。
　フェアへの出演は、かねてより依頼があったもので、冒頭、私の方から「栗山町の紹介・町の課題と対策」について講演し、その後バービーさんが登壇し、ふるさと栗山の発展のために取り組んでいる「栗山町ワクワクプロジェクト」をテーマにトークを行いました。
　またとない今回の出演を契機に、道内外への情報発信と持続可能なまちづくりに向け、さらに力を注いでまいりたいと思っています。

　さて、5月17日から始まった、65歳以上の方へのワクチン接種ですが、町民皆さんのご協力のもと、順調に進んでいます。
　尚、当初の計画では、65歳以上の方の2回接種完了を9月上旬としていましたが、昨今の感染拡大状況を踏まえ、町内の開業医に協力依頼を行ったところ、快くお引き受けいただきました。
　町といたしましては、国が目標としている7月末までに接種を完了できるよう、順次、接種の前倒しを進めることといたしましたので、ご理解の程よろしくお願いいたします。
　今が踏ん張りどころですので、引き続き、感染防止対策に取り組み、町民一丸となって、このコロナ禍を乗り切っていきましょう。

　栗山町長 佐々木 学 

今月の写真

日本赤十字社本社への整備促進要望

栗山高校魅力づくり委員会より検討報告

無人農業機械作業ほ場
（角田の荒木智さん、冨澤政範さん）の視察

栗山天満宮春の祈年祭に出席

栗山公園オープン式に出席

高額寄附者（すいき建設・道央環境センター）へ
感謝盾贈呈

鵜川キミさんへ百歳記念品贈呈

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